【静岡県富士市】仏壇処分を自分で行うにはどうしたらいいの?というご質問に関して | お仏壇の処分・引取り・回収なら【仏壇供養の一休堂】大阪・兵庫・京都・奈良・滋賀・三重・淡路島・和歌山

ブログ

2022.06.20すべて

【静岡県富士市】仏壇処分を自分で行うにはどうしたらいいの?というご質問に関して

お世話になっております。お仏壇供養の一休でございます。本日は静岡県富士市にお住いのお客様よりご依頼をいただきました。

 

本日のお客様は弊社にご連絡いただく前にはご自身で仏壇供養と処分を検討されていたとのことですが、念のためお見積りをとっていただいたところ当初の予定を変更して業者に頼むという選択肢をとられました。

 

今回はご自身で処分を検討されている方を中心に手順に手順等について解説させていただきます。

仏壇処分にはご供養が必ず必要です

仏壇の処分において他の家具と一線を隠す部分、それは魂抜き(閉眼供養)と呼ばれるご供養を行い、ご先祖様の魂をお仏壇(ご位牌)から抜きだす必要があるということです。

 

この記事では詳細は控えますが、この魂抜きを行っていない状態でそのまま処分を行ってしまうとご先祖様に対して大変失礼な行為にあたります。

 

今回の記事では主にご自身で処分までを行う場合について解説しますが、魂抜きについてはお坊さんにお経をあげていただく必要がございますのでご自身では行うことができません。

 

このあたりを理解した上でしっかりと計画を立てていきましょう。

ご自身で行う方法:計画~ご供養完了まで

ここまでで仏壇を処分するためには必ず魂抜きが必要ということについて説明しました。

ここからは具体的にお一人で仏壇処分を進める際の手順について解説していきます。

①仏壇供養と処分全体を計画する 

ここからしっかりと解説していきますが、仏壇の供養と処分を進めるうえで最も重要なのがあらかじめ皆様の状況に合わせた方法を計画しておくことです。

 

仏壇の処分は他の家財道具などと異なりご供養のステップが入る分非常に手間がかかります。

 

同様にご自身で行う場合もお布施や処分費用などのお金がかかってきますのでしっかりと段取りしておきましょう。

仏壇供養をどこに頼むか?

仏壇の供養は基本的にその家の法要を担当されている檀家さん(菩提寺)に依頼を行います。

 

檀家さんが不明な場合でもご自身のお家がどの宗派に属しているかということはチェックしておきましょう。 

 

宗派に関してはお仏壇の飾り方や御本尊様などである程度判断することは可能ですが不安な場合はお坊さんの紹介サービスや仏壇供養専門のサービスに依頼すると良いでしょう

時間はどれだけかけられるのか?

仏壇の処分を決断されてから実際に仏壇が処分されるまでの期間は平均で一週間から2週間以上はかかると見てもらって良いかと思います。

 

仏壇供養までにかけれる時間というのは下記のような条件で決まります。

 

  • 仏壇処分される方が時間を自由に取ることができるのか
  • お坊さんのスケジュール
  • 粗大ごみ(または収集業者)申し込みから実際の回収までの期間

 

遠方から来ているなどタイミングが合わないと1ヶ月かかる場合も少なくありません。

 

ご自身で行われる場合は現在の状況でどれぐらいの時間をかけることができるのかということをしっかり考えましょう。

人手をどれだけ確保できるのか?

仏壇の供養と処分には意外なことに人手がかかります。親戚や息子様などの都合が合うか事前にチェックしておきましょう。

 

特に粗大ゴミで処分を行うことを決断された場合、一人で仏壇を運ぶのは大変危険な行為です。

 

50 kg 以上あるものが一般的ですので人手が確保できない場合は不用品回収業者に任せると良いでしょう。

親戚の理解はすすめられているか?

仏壇処分と言うと魂抜きを行ってくれるお坊さんまたは処分を行ってくれる不用品業者との手続きが真っ先に思い着きますが、もう一つ皆様のお悩みになるのが親戚などへの連絡です。

 

勝手に仏壇を処分してしまうと後々親戚とのトラブルにもなりかねませんので必要な連絡は事前に済ませておくようにしましょう。

お金はどのくらい使えるのか?

今回の記事ではご自身で行うことを中心に紹介しておりますが、どのような方法を行ったとしても最低限お坊さんにお渡しするお布施など料金が発生します。

そのため普段処分供養を検討する際はあらかじめの予算を考えておきましょう。

 

一般的な仏壇処分にかかるコストは2万円から6万円が相場と言われております。

 

そのうちお坊さんにお渡しするお布施の相場は3万円程度を基準として考えられるのが良いかと思います。

 

ご自身で行うことを検討されている場合でも業者を使った場合とそこまで価格が変わらない可能性もありますので一旦見積もりだけを何社かに出してもらうことをお勧めします。

②檀家さん(菩提寺)に連絡する

仏壇処分に関しての計画が決まったら次は連絡をしていきます。檀家さんに連絡をして、仏壇処分を検討していることをお伝えします。

 

その後はほとんどのケースがご自宅にお招きしての魂抜きのご供養となりますので具体的な日程や時間を決めていきましょう。

 

その際にお布施の相場についても聞いておくとスムーズに進みます。

 

お布施はあくまでお坊さんにお渡しするお気持ちですので直接いくらかと聞くのは避け、他の人はどのぐらい包まれていますかと質問するのが相手にとっても答えやすい質問と言えるでしょう。

③お招きする準備を進める

具体的に日付が決まればお坊さんをお招きする準備を行います。

 

この時に行う準備は主に二つです。一つ目は仏壇を掃除して最後の機会に供えるということです。仏壇を掃除する際は優しくホコリを落とす程度で十分です飾りなどを壊さないように注意しましょう。

 

掃除が終わったらお坊さんにお渡しするお布施を準備します。お布施をお渡しする場合はお布施袋を用意し正しい方法でお金を入れ、封筒に必要事項を記載しましょう。

 

またお布施とは別にお坊さんをご自宅にお招きする際はお車代として5000円から1万円を別に包むのが通例となっております。

 

お車代はお布施と一緒に入れず、別に白い封筒などを用意しておきましょう。

④魂抜きに同席する

お坊さんをご自宅にお招きしたら指示に従い一緒に魂抜きに同席しましょう。最後の機会にこれまでの感謝をご先祖様にお伝えしましょう。

⑤お布施をお渡しする

魂抜きが終わったら最後はお坊さんに用意していたお布施をお渡しします。

 

お布施をお渡しする際も色々と作法がありますが、最低でも袱紗等を用意し、お坊さんの方に文字が正しい位置に来るようにお渡ししましょう。 

ご自身で行う方法:魂抜き完了~処分後まで

お仏壇の供養が終わりましたら仏壇は魂の宿っていない普通の家具と同じ扱いとなります。

 

ここからは処分を行うについての段取りについて解説していきます。

①処分方法を検討する、調べる

ご供養方法同様、お仏壇の処分方法についても事前に検討しておきましょう。

 

処分に当たっての方法は大きく2つ。

 

  • 粗大ゴミとして処分する
  • 不用品回収業者などに依頼する

 

という方法です。

 

粗大ゴミで扱うメリットは非常に安く済ませることができるということですが大変な作業になります。

 

もし時間、人手が確保できない場合は業者を使うことをおすすめします。

②処分手続き(粗大ごみ・業者)を行う

処理方法が決まったら粗大ゴミセンター、不用品回収業者に連絡を行い回収日を決定しましょう。

 

粗大ゴミは前日、または当日に出す必要がありますのでその日に予定が取れるかも重要です。

③(粗大ごみの場合)ゴミ収集所に運搬する

いよいよ当日、仏壇を運搬しましょう。

 

お仏壇は一般的なサイズで50kgを超える大型の家具です。上台と下台に分離できる場合は一気に運ばないこと、人手を確保したり台車を用意して行いましょう。

 

また、住居やマンションの共用部分に傷をつける可能性もありますので養生するなど工夫して行いましょう。

静岡県富士市で仏壇を処分する際は是非一休までご相談ください

いかがだったでしょうか。

 

結論として仏壇の供養から処分までをご自身で行うことは可能です。

 

しかしその間には檀家さんとの関係性や仏壇を処分・運搬する際の人手が必要になったりとかなり大変な作業となります。

 

また、今回ご利用いただいたお客様のように遺品整理などと並行して進めているとさらに大変な作業となります。

 

今回の記事を参考にご自身で行うことをお考えの方も一度業者を使うことを検討されてはいかがでしょうか。

 

ご不明の点などがございましたら是非仏壇供養の一休までお問い合わせください。